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生業であり、趣味でもある漫画や特撮、玩具などについて。
セイザーX・第36話
 さて、ラストバトルに突入したセイザーX。特撮パートの絵コンテ担当としての見所はいいますと…というか苦心した点ですね、それはつまりシナリオ上ではさらりと書いてあるけど、絵としてイメージしにくいもの。
 「闇」なんて最たるものですね。あと、今回の恐獣の「触れると侵食される」「攻撃を吸収する」といった描写。このあたりはイメージするだけじゃなく「現場でどう撮るか」なんてことも関わってくるので、どんなことが出来るか、どこまでやっていいか、てなことも考えちゃうわけです。もちろん最終的には監督がCG担当とかとも相談して決めるわけですが、スケジュールも押してる中、あんまり突拍子もないコンテを描くわけにもいかないし。
 でも今回、そのあたりうまく表現されてました。ダークゲラン(こういう名前もコンテ描いてる時点じゃ知らない)がらみなんて特によかったと思います。そんなふうに、放送で初めて完成が面を見たとき、納得したり感心したり、という時もあれば、驚かされる(必ずしも悪い意味じゃなく)ときもあるわけで。今回だと…

 シナリオ読んだだけではわからないことってのは他にもあって、月面のダークアルマーの防衛に出てくるのは「無人の機械」としか書いてなかったんですね。まあ「光線を撃ってくる」ってあるからビーム砲台みたいなもんだろうと思って、絵コンテではそのように描いたんです。この時期、そうそう新しいモノも作れないだろうと思って、ジャスティライザーで作ったメーサー車のパラボラ流用して…とか、自分なりに気を使って(笑)。
絵コンテの砲台

 そしたらなんと、メガリオンが出てきましたよ!それも砲台と同じような数だけ大量に。いやぁ、川北監督コイツのこと好きだなあ、とか思いましたが、メガリオンになったおかげでダークアルマーがデカイものだってのが分かりやすくなりましたね。そしてなりより、これによって初期のアバンや劇場版予告でも使われた「未来の宇宙海賊大軍団の進撃」のイメージ映像と繋がっちゃいましたよ。スゲー。考えた上でのことだとしたらスゲー!…そういえば、あの未来の宇宙海賊軍団、メガリオンの下にぞろぞろ歩いてるのはオメガなんですよね。オメガも26話で海賊船の倉庫にいたし、いやあ、隙がないぞセイザーX。(笑)

 いや、笑っちゃいかん。
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