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生業であり、趣味でもある漫画や特撮、玩具などについて。
YATのこと
前回の日記にコメント頂いた、ペダン星人さん、mojinさん、ありがとうございます。

YATは、当時視聴者層の中心である小学生だった人たちが、成人するあたりになってきたんですね。当時はまだ自ら情報発信する年齢ではなかった人たちの、好きで見ていたという声を最近よく目にするようになったように思います。ちゃんと見てもらってたんだなあと、今更ながら嬉しいです。

ああいう作品は、NHKだから出来たというのはありまして、SFで、しかもバトルものでなく、それもギャグというのは、漫画でさえ通りにくい企画なんですよね。おかげで類する作品はその後もほとんどないんじゃないでしょうか。

でもYATは私だけでは到底出来なかった作品で、アニメスタッフの力あったればこそです。特に監督の難波さん、シリーズ構成の林さん、作画監督の工藤さんの仕事には感嘆しました。私の方もいろんな形で影響を受けましたね。だからこそ、私だけでかってに続編とか描こうとは思えないってのもあります。まあ権利関係もどうなのかな?DVDとかってのもどうなんでしょうね。出ればいいと思いますが。

作家というのはどうしても次の作品、次の作品と意識が行ってしまうんですが、落ち着いたら振り返ってもみないとなあ。いずれにせよYATは私にとっても今でも一番大切な作品であることは間違いありません。
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コメント
この記事へのコメント
はじめましてこんにちは。
自分も小学生のころYATを見ておりましたが、先日成人いたしました。
現在は大学生です。
まさに本ブログにて触れられてる世代そのものと言うわけですね^^
YATは小学生時代も毎週土曜が来るのを楽しみにさせるものでしたが、当時に限らず今見返してみても素晴らしい作品だと思います。
あのような作品を作り、世に出してくださった西川先生ならびにNHKのスタッフの方々にはこちらが「感謝」しております。
陰ながら応援しておりますので、今後も楽しい作品を世に送り出して下さい!

P.S.
それにしても1期YAT最終話のカネアが不憫で不憫でなりません。
母親は逮捕or拘留、会社は倒産状態で、残されたものと言えば社員一人、と莫大な借金…
最終話でのカネアの精一杯の強がりが泣かせます。
なんとか救ってはいただけないものでしょうかTT
2009/01/11(日) 02:05:21 | URL | YAT成人! #-[ 編集]
>YAT成人!さん
はじめまして。ようこそ当サイトへ。

カネアは確かに最終的には一番可哀想でしたね。他の登場人物が再会や希望の旅立ちをしている中でなので、なおさらそういう感じですが、きっと明るく前向きに生きていってくれるだろうと思えるキャラであり、そうであれば周囲からも何かと救いの手や幸運がやってくるものと期待出来る終わり方ではなかったかなと思うのですが。
でも、はっきりと「よかったね」と思える後日談が見たいというのはわかります。私にもそれはありましたし、コミックスの「未来編」や「総集編」でカネアのウエイトが大きいのも、そういう気持ちの現れですね。まあ別に状況の大きな好転はないのですが、たくましく頑張ってる姿は描いておきたいな、というところでした。
2009/01/20(火) 02:55:20 | URL | MASH(西川) #UUxyuix.[ 編集]
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