生業であり、趣味でもある漫画や特撮、玩具などについて。
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マリンスノーの伝説
松本零士原作(?)のアニメ作品。劇場映画とかOVAとかじゃなく、TVスペシャルとして放映されたアニメ。

ソフト化されたという話も聞かないし、今じゃ知らない人が多いんじゃないかとも思うけど、私は当時、テレビの前でオンエアを見てました。そのころビデオデッキはもう家にあったはずだけど、なぜか見返した記憶が無い。録画に失敗したのかなあ。

で、そのせいかどうか内容はよく憶えてなくて、印象に残ってるのは戦闘機の形が変だなと思ったことくらい。アニメの内容は憶えてないくせに、メカの設定画をアニメージュで見たこととかはよく憶えてたり(笑)。重心があるべき範囲にないのが一見してわかってしまうのが違和感だったのかな。…おっと、こういう話は天にツバすることになりかねないのでこのへんで。^^;

…とまあ本編自体は印象に残ってるとはいえない作品なんだけど(ネット上で見かけた感想などを読むと、お話は結構評価されるべきものがあるみたいで、さては自分、ちゃんと最初からは見損ねたのかも、とか思ったり)、ただ、その中で流れた2曲の歌は強く印象に残っていたのです。

クライマックス、戦艦(?)が爆発して沈んでいくところにかかった歌と、エンドロールに流れた歌。一回聴いたきりのはずなのに、歌詞も1番はほとんど憶えていて、その後も時々口ずさんだりして。

で、それから数年後…というか10年近くたってのことになる計算だけど、東京に出てきてあまりたってないころ、レコード店で見つけたんですよ「マリンスノーの伝説」のサントラがCDになってるのを。で、すぐに手に取ればよかったんだけど、まさかこんなマイナー作品のサントラを買う人間なんて滅多にいるまい、他を見て回ってからでいいやと、その前を離れた直後、ひとりの女性客がそのCDをとってレジに行ってしまったんですよ、これが!

あんなの店だって絶対1枚しか仕入れてない!それが今までずっと売れずに置かれてたに違いない!それがなぜこのタイミングで、同じ時・同じ場所にそれを求める人間2人が出くわす!?ほんの数分ズレるだけで、こっちが先なら何事も無くめでたく買ってるし、向こうが先ならそんなCDが出てたことも知らないまま平和に過ぎ去ったのに!

…えー、まあそんなこんなでですね、「マリンスノーの伝説」の歌は私にとってより印象深い存在となっていたわけです。でありながら、曲名も知らない、正確なフルの歌詞も知らないという、モヤモヤした状態が長らく続いてたんですが、最近ネットをうろうろしてて知りました。歌ってたのは鴉鷺(あろ)名義の白鳥恵美子さん。で、数年前に出た彼女のベストCDに、なんと「マリンスノーの伝説」の2曲が収録されてると!


劇中で流れたのは主題歌の「海に還る」、エンディングは「ふたりの郷(くに)」。どちらも名曲。印象的なのは「海に還る」の方かもしれないけど、私がより好きなのは「ふたりの郷(くに)」の方。
『小さな言葉も 勇気を与える』という一節は特に印象深くて、本人が思う以上に言葉が力を持つことがあるということを意識させてくれます。もちろん、人を傷つける方向に力を持つこともある。ネット時代、より「小さな言葉」も大切にして気をつけなきゃと思うのでした。
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