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生業であり、趣味でもある漫画や特撮、玩具などについて。
子供の考える強さって
 もう1年以上前になるかもしれないけど、子供たちを連れてカラオケに行った時のこと。

 そういうときは子供中心になるので、かける曲も自ずと子供番組が多くなる。親の方も、自分が歌いたい歌も入れつつ、出来るだけ子供も喜ぶような歌を…と思うものの、あんまり最近のアニメとかはわからなかったり。で、そういうときはオリジナルの映像が付いてるやつを選ぶと、昔の作品でも子供も興味を持って見るわけですな。

 それで意外な反応があったのが「デビルマン」のオープニング。あれって間奏のあたりで、デビルマンが巨大な蛇のようなデーモンに巻き付かれて、それをバラバラにぶっちぎるシーンがあるんだけど、後日、当時小1の次男が、

「デビルマンってウルトラマンより強いよ。だってビームとかなしで力だけで怪獣をバラバラにするもん。」

 う~む、子供的にはそうなのか?武器や超能力じゃなく、肉体のパワーが強いということが、強さを感じる基準だったりするんだろうか。玩具との連動が必須となっている現在のヒーローは様々な武器やアイテムを駆使して戦うわけだけれど、そういうものも「かっこいい」「面白い」と確かに感じている一方で、「強さ」というものは違うところに求めているとしたら、これはなかなか考えさせられる問題かも。

 まあ感じ方には個人差があるし、どの子供もそうだというわけではないんだろうけど。それにナースの回を見せたら「ウルトラセブン最強!」になるかもしれないし。(笑)
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コメント
この記事へのコメント
デビルマンのOPで流れていた映像ですね
あのぶっちぎりは今でも記憶に残ってますが、俺にとってはデビルマンほど生々しいヒーローは余り存在しなかった記憶もあります。なぜなら傷が巨大化しても残って戦闘のハンデになっている所とかもみていますから、そういう印象が残っているのかもしれません。

MASHさんの言っている事はプロレス論理に当てはめる事ができるかもしれません。
『一回はピンチになりながらも逆転をし、勝利する』
そのカルタシスが強さと言うものを鮮烈にイメージさせるのではないでしょうか?
だから、デビルマンが巻きつけられてシーンで苦悶の表情を浮かべ苦しんでいる様を見せてからそのパワーでぶっちぎるという流れになっていると思います。

しかし、これも一概には言えず、人それぞれ感じ方が違うのかもしれないと言うのを前提において置かないといけないとは思いますが・・・
2006/06/29(木) 20:09:59 | URL | 無謀戦士 #mQop/nM.[ 編集]
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